VMware : 「静止ディスクにできません」という警告が表示される

この記事では、バラクーダバックアップレガシーリリースのファームウェア以降、およびVMware®4.0 以降（ VMware ライセンスとvSphere®Data Recovery API へのアクセスを含む）について説明します。

この記事では、次の図に示すように、ESX / ESXi仮想マシンのバックアップ中に「ディスクを静止できません」という警告が表示される原因について説明します。

この警告を生成する可能性のある問題は、壊れているか期限切れのVMware Toolsやゲストマシン上のVSSライターエラーなど数多くの問題があります。

静止ディスクとは

VMware社によると、ファイルシステムの静止は、物理または仮想コンピュータのディスク上のデータをバックアップに適した状態にするプロセスです。このプロセスには、OSのメモリ内キャッシュからディスクへのダーティバッファのフラッシュや、その他の上位レベルのアプリケーション固有のタスクなどが含まれます。詳細については、 VMwareナレッジベースソリューションの VMware ESXiおよびESXでの仮想マシンスナップショットの理解（1015180）を参照してください。

バックアップの前にファイルシステムを静止させるプロセスは、アプリケーションでの一貫性のあるバックアップを提供します。 VMwareはVMware Toolsを使用して、ゲストOSにバックアップの準備を指示します。 BBSのファームウェア v6.x以降、ディスクを静止させることができない場合、ディスクを静止させることができませんという警告が生成され、スナップショットとバックアップのクラッシュが一貫しています。この場合でもバックアップは有効ですが、基本的な問題を解決してファイルシステムが静止しないようにすることを強くお勧めします。 BBSのファームウェア v6.xより前のファームウェアバージョンでは、エラーが発生してバックアップが失敗します。

原因を特定します

原因を特定するには、仮想マシン（VM）を手動でスナップショットし、「ゲストファイルシステムの静止」オプションを選択します。

スナップショットが成功した場合：バックアップの問題は、バックアップが実行された時刻とバックアップ時のVMの負荷に関連している場合や、その時点で別のバックアップソリューションと競合している可能性があります。

スナップショットが失敗した場合：VMwareのログとこの記事の追加情報を参照して問題のトラブルシューティングを行ってください。

詳細については、次のVMwareナレッジベースの記事やドキュメントを参照してください：