バックアップが失敗し、「バックアップの初期化中にエラーが発生しました」と表示される場合、様々な原因が考えられます。 次の情報を使用して、エラーを解決します。
エラーを解決するには、以下のトラブルシューティングのオプションを使用します。
- バックアップ対象サーバのエラーメッセージの確認
- バラクーダバックアップレポートの確認
- バックアップ対象サーバのエージェント・トレースログ(bbtrace.txt)の確認
- バックアップ対象サーバのアプリケーションとイベントログの確認
- その他のリソース
もし、バックアップが失敗した内容のメールレポートを受け取った場合、もしくはステータスページに赤色のステータスインジケータを見つけた場合、エラー原因を特定するために次のステップを確認します。
バックアップレポートで下の図のようなエラーが発生している場合は、以降の手順を実施して事象が改善するか確認してください。
Step1: エージェントログの確認
バックアップエージェントによって報告された特定のエラーについて、以下のステップでエージェントログを確認をしてください。
1: バックアップが失敗したデータソースにログインし、バックアップエージェントのログファイルにアクセスしてください。 デフォルトでは、ログファイルは次の場所にあります。
C:\Program Files\Barracuda\Barracuda Backup Agent\log
2: bbtrace.txtを探します。 これが最新のエージェントログファイルです。
3: bbtrace.txtをテキストエディタで開きます。このファイルには、エラー原因を特定するために役立つデータが含まれています。各ログエントリには時間が記録されているので、バックアップが失敗している自国の記録を確認します。エラーを見つける際には、エディタの検索機能を使用すると便利です。
4: Failedや Criticalといったキーワードでログを検索します。
5: この例では、VSSスナップショットが原因対象となるサーバのOS上で予期しないエラーのために失敗したことが分かります。
Step2: ソースログの確認
エージェントログファイルがバックアップソース上のエラーを示す場合、次の手順でアプリケーションおよびシステムログファイルを確認します。
1: バックアップ対象サーバにログインし、プリケーションおよびシステムログを確認します。
2: アプリケーションおよびシステムログでは、バックアップレポートの詳細ページで確認したバックアップの失敗時間前後のログを確認します。
3: 重大なエラーは、ログファイルの時間のために表示されるはずです。
4: エラーメッセージを確認し、他のトラブルシューティングが必要かを確認します。
Step3: バックアップエージェントの再起動
次の手順でサービスを再起動します。
1: バックアップ対象サーバにログインし、「検索の開始」ボックスに「services.msc」と入力し、Enterキーを押します。
2: サービスウィンドウ で 、 Barracuda Backup Agentを右クリックし、「再起動」を クリックします 。
3: サービスウィンドウを閉じます。