BBSのディスク容量不足を解決する

この記事では、特に指定のない限り、すべてのファームウェアのバージョンに適用されます。


BBSのディスクの空き容量が不足した場合、バックアップを完了できず、バックアップが失敗します。BBSは、デフォルトでディスクの使用量が80%に達すると、ディスク空き容量の低下の通知を送信します。

次の確認をすることで、空き容量を確保できるようになるかもしれませんので、ご検討ください。

保存ポリシーの確認


バックアップソースに適用されている保存ポリシーの設定を確認します。もし、バックアップソースに保存ポリシーが設定されていない場合、該当のバックアップソースのデータは永久保持されます。

  • たとえば、最初 100GBのバックアップデータと毎日の変更データが 5GBある環境の場合、30日後には、250GBのデータをバックアップします。
  • Webインターフェイスで「バックアップ」>「保存ポリシー」のページに移動し、各バックアップソースに保存ポリシーが適用されていることを確認してください。

サイズの大きなファイルを削除します


参照:「大きいアイテム」レポートの作成

  • v5.1以降では、「レポート」>「大きいアイテム」を確認することでサイズの大きいファイルを確認できます。内容を確認して「除外リスト」に適用したり、保存ポリシーの期間を短くすることで対応することができます。

最も容量を使用しているサーバを確認します


最も容量を使用しているサーバを確認します。

  • 「バックアップ」>「ソース」を確認して容量の大きなサーバを確認します。 
  • バックアップソース単位で保存ポリシーを期間短縮を検討します。

これらすべてを確認し適切な設定がなされていても、なおスペースが不足していると判断した場合、BBSの追加をご検討ください。


 

BBSのディスク空き容量の原因特定ができない場合は、 所定のサポートセンターにお問い合わせください。