Agent : 「エージェントへの接続中に、エラーが発生しました。」を解決するには
この記事では、すべてのBarracuda Backupのファームウェア5.0以上、および Barracuda Backupエージェント(WindowsおよびLinux)を指します。
バラクーダエージェントは、バックアップソール側でインライン重複排除を実行し、TCP 5120番ポートを利用して安全にデータ転送を実施します。「エージェントへの接続中に、エラーが発生しました。」とうエラーメッセージを解決するためには次の手順を実施します。
Step1:バラクーダバックアップエージェントが動作していることを確認してください
BBSのコンソールにログインし、「バックアップ」>「ソース」タブに移動します。
バックアップエージェントに接続できないバックアップソースを特定します。(その際、FQDN名やIPアドレスの設定情報に間違いがないことを確認します。)
バックアップソースにログインし、タスクマネージャから、バックアップエージェントサービスが開始されていることを確認します。
サービスが開始されていない場合、サービスを開始してください。
それでもエージェントに接続できない場合は、次のステップに進みます。
Step2:ファイアウォールルールを確認してください
バックアップ対象で動作しているファイアウォールや iptablesが有効な場合、TCP 5120番ポートで通信可能なインバウンドとアウトバウンドルールを作成します。
Step3:Pingによる疎通確認を行ってください
バラクーダバックアップのIPアドレスに通信可能かバックアップ対象のサーバから、pingコマンドを使用して確認することができます。
バックアップソースのサーバに にログインします。
BBS宛に pingを実行してください。
Step4:バックアップエージェントの再インストールを行ってください
BBSのコンソールにログインし、「システム」>「ソフトウェアダウンロード」ページから最新のエージェントプログラムをダウンロードしてインストールします。
インストール前にAGENTフォルダの削除ください。
Windows:【インストールフォルダ(標準値:C:\Program Files\Barracuda)】
MacOS:【インストールフォルダ(標準値:/Library/Application Support/Barracuda Backup Agent/)】
Linux:【インストールフォルダ(標準値:/usr/local/barracuda/bbs/)】エージェントがインストールされたら、「バックアップ」>「ソース」のページに移動します。
バックアップソースの編集ページから、「ソフトウェア接続のテスト」をクリックします。