プリ・ポストスクリプト
バックアップジョブの開始前、また終了後にサービスの自動的に特定のバッチファイルなどをBBSでキックする方法をご説明します。
事前にアプリケーションを停止・開始するようなバッチファイルを作成しておくことで、バックアップジョブの前にサービスの自動停止・開始が可能です。
制限
プリ・ポストスクリプトはエージェント経由のバックアップでのみ利用可能です。
1: バックアップ対象サーバにエージェントをインストール後、「config.ini」ファイルの編集を行います。
このファイルはデフォルトインストールすると、「C:\Program Files\Barracuda\Barracuda Backup Agent\config\config.ini」に保存されます。
このファイルの 「configuration」欄に、以下の記述を追加します。
[configuration] preExecuteScript (バックアップ実施前に実行する) postExecuteScript(バックアップ実施後に実行する)
2: 編集後、「config.ini」ファイルを保存し、エージェントサービスを再起動してください。
設定例:
バックアップジョブ前にキックしたいバッチファイル「c:\stop.bat」、バックアップジョブ後にキックしたいバッチファイルを「c:\start.bat」とした場合の設定方法は以下の通りです。
スクリプトのパスを指定する際、ドライブレターは必ず「小文字」で記載ください。「大文字」で記載するとスクリプトは実行されません。
[configuration] preExecuteScript=c:\stop.bat postExecuteScript=c:\start.bat