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データ盗難プロテクション

データ盗難プロテクション

データ盗難とは、他の個人やビジネスの個人情報の違法コピーを意味します。 ここでいう情報とは、社会保障番号、パスワード、クレジットカード情報、その他の個人情報や企業の機密情報です。

このようなデータの意図しない公開は、個人情報の盗難につながる可能性があります。 このポリシーは、サーバーによって送信されたレスポンスの中のそのようなデータを特定し、エクスポーズから保護するために使用されます。

項目名内容
データ盗難エレメント名データ盗難エレメントを認識、参照する名前です。
有効

エレメントを有効化・無効化を設定します。

値:はい / いいえ 推奨:はい

  • 本設定は「WEBサイト」>「高度なセキュリティ」ページの各サービスで「DLP(データ盗難プロテクション)の有効化」パラメータが「はい」に設定されている場合にのみチェックされます。 この設定が設定されていないと有効になりません。
  • クライアントがリクエストに「Accept-Encoding」ヘッダーを送信すると、サーバーからの応答が圧縮されることがあります。 そのような場合は、「データ盗難防止」ポリシーはレスポンスに対して適用されません。
    そのため、「データ盗難防止」が有効になっている場合、「WEBサイト」>「Webサイト変換」ページの「HTTPリクエストリライト」に、「Accept-Encoding」ヘッダを削除するリクエストリライトルールが自動的に追加されます。
個人情報盗難タイプ

エレメントが参照するデータタイプです。

高度な設定」>「内部パターン一覧」>「個人情報盗難パターンで定義されているデータ型です。

カスタムの個人情報盗難タイプ

カスタムの個人情報盗難タイプは、「個人情報盗難タイプ」が「カスタム」に設定されている場合に使用されます。

カスタムタイプは「高度な設定」>「ライブラリ」ページの「個人情報盗難パターン」から追加できます。

アクション

アクションが拒否に設定されている場合は、データ盗難パターンが含まれるレスポンス全体が拒否されます。

クローキングモードの場合は、レスポンス画面は送信されますが、マッチする文字列は部分的に「X」で上書きされます。上書きには、表示する文字数(上桁)と表示する文字数(下桁)の2つの設定があります。

表示する文字数(上桁)「クローキング」モードで、マッチした文字列の最初の何文字を残すかを設定します。その後の文字列は「X」で上書きされます。
表示する文字数(下桁)「クローキング」モードで、マッチした文字列の最後の何文字を残すかを設定します。その後の文字列は「X」で上書きされます。

デフォルトでは「保護するデータタイプ」に以下の3つのエレメントが登録されています。

エレメント名内容
credit-cards

ディレクトリ一覧の例credit-cards カードパターンとマッチした場合XXXXとマスキングを行います。

クレジットカード情報を扱わない場合、無効にしても構いません。

directory-indexingディレクトリのファイル一覧を表示させたくない場合、有効にしてください。
ssnアメリカの社会保障番号です。日本では関係ありませんので無効にしても構いません。
この設定だけではデータ盗難プロテクションは機能しません。データ盗難プロテクションの有効の項目も併せてご覧ください。




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