ジャーナリング構成(プル方式)の設定
ジャーナリング構成で導入する場合の、既存のメールサーバに登録したジャーナリング用メールアドレスの設定について説明します。
SMTPプロキシ構成で導入される場合は、この手順は必要ありません。
GUIにadminアカウントでログインし、「メールソース」→「ジャーナルアカウント」に進みます。
「ジャーナルアカウント設定」の項目に、ジャーナル用アカウントを設定します。
BMAはジャーナルアカウントに対して、POPまたはIMAPのいずれかを使用してアクセスします。設定項目は以下の通りです。
設定項目 | 選択項目 | 説明 |
サーバ | - | ジャーナルを設定したメールサーバのIPアドレスまたはFQDNを設定します。 |
プロトコル | POP3 | ジャーナルアカウントに対してアクセスするプロトコルを選択します。 |
ユーザ名 | - | ジャーナルアカウントのユーザ名を登録します。 |
パスワード | - | ジャーナルアカウントのパスワードを登録します。 |
暗号化 | なし | POPまたはIMAPに暗号化を使用している場合は、暗号化方式を選択します。 |
ポート | - | 利用するプロトコルに準じたポート番号を使用します。POPを選択するとデフォルトで110、IMAPを選択するとデフォルトで143が自動的に設定されます。 |
サーバにコピーを残す | - | メールサーバにメールのコピーを残す場合は設定します。ただし、メールサーバのジャーナルアカウントに対するオーバーヘッドがかかるため、オフにすることをお勧めします。 |
ジャーナルアカウントを登録後、BMAはジャーナルアカウント宛てに送信されたメールの受信を開始します。
アーカイブされたメールは「基本設定」→「検索」画面で確認することができます。
アーカイブされたメールは、即座に検索画面に表示されません。これは、BMAのインデックス作成は30分に一回の間隔で行われるためです。検索画面に即座に反映させるためには、「基本設定」→「管理」の画面下にある「リロード」ボタンをクリックすることで、強制的にインデックス処理を走らせることが可能です。