システム状態の復元を実施するにはリストア対象サーバをセーフブートする必要が有ります。

システム状態も含めてフルリストアを実施する場合は同じOSバージョンのものをリストア対象にあらかじめインストールしておいてください。

Windows2003SP2以降である必要があり、コンピュータ名やIPアドレスも同じである必要が有ります。

フルリストア時の注意点

Hyper-VのゲストOSイメージ、MSSQLや Exchangeの DBはベアメタルリストアでは復旧されませんので、ベアメタルリストア完了後に個別にリストアを実行してください。

Step1: リストア対象の準備

1: サーバの電源をOFFにします。

2: 電源ONにし、F8キーを押しっぱなしにして Windows拡張オプションメニューを表示します。

3: 矢印キーで「ディレクトリサービス復元モード（Windowsドメインコントローラのみ）」を選択してエンターをクリック

4: サーバがセーフモードで起動します。

5: Administratorのアカウントでログインします。

6: セーフモードの警告が表示されますので、OKで閉じます

7: ファイル名を指定して実行で services.mscと入力しサービス動作状況の確認画面を表示し、Barracuda Backup Agentの動作状態が開始となっていることを確認します。

Step2: リストア

1: Barracuda Backupの WEB GUIからリストアします。

2: リストア先サーバのIPアドレスを選び、リストアを開始します。

3: レポートでエラー無くリストアされたことを確認

4: 再起動します

以上で復旧作業は完了です。