SecureEdgeとは
Barracuda SecureEdge は、様々なデバイス、アプリケーション、クラウド/ハイブリッド環境を接続するための、クラウド管理を中心としたシステムです。導入が簡単で、サイト、デバイス、ユーザーを保護することができます。SecureEdge は、あらゆる種類のアプリケーションへのゼロトラストアプリケーションアクセス、エンドポイント向けのクラウドベースのセキュリティ、あらゆるタイプや規模のサイトや産業施設向けの SD-WAN 接続を提供します。リモートユーザーには、ゼロトラストの適用、URLフィルタリング、トラフィックの最適化により、様々なタイプのデバイスからアプリケーションに直接アクセスでき、アプリケーションへのアクセスが常に最適化され、共有インターネット回線を最大限に活用できます。Barracuda SecureEdge は、各エンドポイントでユーザーが生成したトラフィックに対する前例のないレベルの制御と可視性を提供します。Barracuda SecureEdge は、Azure Virtual WAN のサービスとしても利用でき、企業が Microsoft Azure Virtual WAN と Microsoft Global Network バックボーンに安全に接続できるようになります。
Barracuda SecureEdge では以下を実現できます。
URLフィルタリングでユーザーを保護し、Webベースの脅威から保護
クラウドやオンプレミスでホストされているアプリケーションや、あらゆるデバイス上のあらゆるユーザーにゼロタッチネットワークアクセスを提供
様々なデバイス上のあらゆるユーザーに対してネットワークセキュリティを強化
オフィス拠点の Webトラフィックのセキュリティ保護
オフィス拠点に次世代ファイアウォールセキュリティを提供
既存のネットワークセキュリティソリューションがすでに導入されている場合でも、あらゆるオフィスに安全なSD-WANを提供
クラウドおよび SaaS アプリのスマートなデフォルト設定により、すぐにクラウド アクセスを最適化
既存のソリューションに比べてわずかな時間でレガシーWAN ネットワークを SD-WANに移行
Microsoft 365 のパフォーマンスを最適化
SD-WANを Azureへの入り口として利用
柔軟性のない専用線をブロードバンドインターネット回線に置換
Microsoft Global Network を高性能 WAN バックボーンとして使用
専用線の長期契約を月次のSaaS課金に置換
概念
SecureEdge の展開とサービスについて言えば、1 つの概念を明確にする必要があります。
SecureEdge の基本概念は、古典的なハブアンドスポークトポロジであるということです。ネットワークにおいて、ハブアンドスポークは、少々古い構成に受け取られるかもしれませんが、データのルーティングと管理を行う簡単でコスト効率の高い方法です。中央ハブがすべての通信の仲介役となり、セキュリティ設定の構成とトラフィックの監視が容易になります。すべての機能は、エッジサービスと呼ばれるこの中央ハブから管理されます。
エッジ サービスの展開には、Barracudaが自身で運用管理する SaaSタイプのエッジ サービス、Azure Marketplace に統合された仮想 WAN 用のエッジ サービス、および SecureEdge サイトアプライアンスでローカルにホストされるプライベート エッジ サービスの 3つの方法があります。
この図の、サイトアプライアンスはトポロジのスポークです。この SecureEdge のオンプレミス コンポーネントは、ハードウェアまたは仮想アプライアンスとして実行でき、スタンドアロンサイトとして機能することも、3つのエッジ サービス オプションのいずれかに接続することもできます。
ハブアンドスポーク トポロジは、そのシンプルさ、スケーラビリティ、強化されたセキュリティ機能が高く評価されており、SecureEdge を構築するための貴重な基盤となっています。