スケジュールの新規作成(v6.2以降のバージョン)

デフォルトのバックアップスケジュール以外にスケジュールを作成する場合は、次の手順で新規スケジュールを作成します。

v6.2からの新機能

v6.2よりスケジュールの設定画面からバックアップ対象を詳細に指定することができるようになりました。

これにより、同一サーバに対するスケジュールを複数作成して、バックアップ内容毎にスケジュールの設定することができるようになりました。

 

「バックアップ」>「Schedules」を選択します。


「スケジュールの追加」をクリックします。


作成するスケジュールの各種パラメータを変更します。



スケジュール名

項目名内容

スケジュール名

設定されたスケジュール名になります。通知メールのタイトルにも含まれますので、わかりやすいものをおすすめします。(通知メールは英語の為、日本語で設定すると文字化けします。)


バックアップするアイテム

「このBarracuda Backupのすべてのコンピュータとデータソースに適用」を選択すると、データソースとして登録された全てのバックアップ対象が同じスケジュールで実行されます。

個別でスケジュールを設定する場合はチェックを外して必要なアイテムをチェックします。この際、バックアップソースの個々のアイテムを選択することも可能です。


 

スケジュールタイムライン

バックアップスケジュールを実行する曜日にチェックを入れます。


日次バックアップタイムライン

バックアップの開始時間を入力します。

入力値は 24時間表記です。午前12時は00:00となります。24:00とは入力できませんのでご注意ください。



「繰り返し」にチェックを入れると、開始時間を基軸にして終了時刻までの間、複数のバックアップジョブを設定することができます。

以下の例では、午前8:00から4時間おきにバックアップジョブが起動するため、毎日8:00、12:00、16:00、20:00の4リビジョンのバックアップが作成されるようになります。

開始時間、終了時間で日をまたぐことは出来ません。日をまたいでリピートバックアップする場合は、同じバックアップアイテムに2つスケジュールを設定してください。

例:23:00~03:00まで 1時間毎にバックアップ

23:00開始(リピート無し)のスケジュール+開始00:00、終了03:00で間隔 1時間のスケジュールを作成します。



SQL / Exchangeバックアップ

バックアップ対象のコンピュータにMicrosoft SQLサーバまたはMicrosoft Exchangeサーバがある場合に表示されるメニューです。DBバックアップのタイプを選択することができます。

項目名内容

スマート

フルバックアップとトランザクションログのバックアップのコンビネーションです。(推奨)
バックアップ対象のDBが完全復旧モデルである必要があります。

フル

毎回DBのフルバックアップを実行します

ログ

トランザクションログだけをバックアップします。

バックアップタイプをスマートとした場合、フルバックアップ実行後、バックアップサーバは最小値に達するまでトランザクションログバックアップを実行します。

「最小値」以降、1GB以上のデータがクラウド転送キューにない場合、または 「最大値」に達しない限り、バックアップサーバはフルバックアップを実行します。