ここでは、共有フォルダをバックアップする(Agent不要)設定の流れをご説明いたします。
バックアップ全般について、もっと詳しく知りたい方は、バックアップの章をご参照ください。
情報 | ||
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Step 1: バックアップ対象の登録
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1: クラウドコントロールにアクセスします。「バックアップ」>「ソース」を選択します。
2: 「コンピュータの追加」をクリックします。
3: コンピュータ情報にバックアップ対象の情報を入力します。
項目 | 内容 |
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Computer description(コンピュータの説明) | コンピュータの登録名称です。一般的には役割名、ホスト名で設定されます。日本語での入力も可能です。 |
Computer name(コンピュータ名) | IPアドレスもしくは、DNSで名前解決出来る場合は、FQDN名を指定します。 |
Computer type(コンピュータタイプ) | Microsoft Windowsを選択します。 |
注意 |
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コンピュータ名で指定するIPアドレス(もしくはFQDNが解決されるIPアドレス)が10.128.0.0/9 に所属する場合、Backupシステムが使用するVPNネットワークと重複するため、接続するにはスタティックなホストルートの追加が必要です。 |
4: Barracuda Backup Agentに「ファイル共有バックアップの有効化」にチェックして、共有フォルダにアクセスするために必要なアカウント「ユーザ名」、「パスワード」を入力します。
5: 右上の「保存」をクリックして設定を反映します。
6: コンピュータを登録すると、データソースを追加する画面が表示されますので、各パラメータを設定します。
7: データタイプのプルダウンメニューより「File Share - CIFS」を選択して、データの説明には任意の説明を入力します。(共有名を入力されるとわかりやすいと思います。)
8: 共有名をテキストボックスに入力して、「共有テスト」ボタンをクリックして接続可能なことを確認します。
正常に接続可能な場合、以下のようなステータス表示になります。
9: スケジュールの追加
a: プルダウンより「新規追加」を選択します。
b: 新規に作成するスケジュールの名前を入力して、「OK」をクリックします。(日本語名可)
c: 作成したスケジュール名が表示されることを確認します。
10: クラウドストレージへバックアップデータを複製する場合は、チェックします。
情報 |
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BOX to Cloud レプリケーション設定で、「」がの場合は、グレーアウトになっています。 |
11: 他のBBSへバックアップデータを複製する場合は、チェックします。
情報 |
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BOX to BOX レプリケーション設定で、「」がの場合は、グレーアウトになっています。 |
12: 右上の「保存」をクリックして設定を反映します。
13: 同じサーバに別の共有が存在する場合は、STEP3を実施後に「バックアップ」>「ソース」に移動します。
14: 先ほど登録したバックアップソースが確認できますので、「データソースの追加」をクリックします。
15: データタイプのプルダウンメニューより「File Share - CIFS」を選択して、データの説明には任意の説明を入力します。(共有名を入力されるとわかりやすいと思います。)
16: 共有名をテキストボックスに入力して、「共有テスト」ボタンをクリックして接続可能なことを確認します。
正常に接続可能な場合、以下のようなステータス表示になります。
17: 先ほど設定した共有名と同じスケジュールでバックアップを実施する場合は、プルダウンから選択してください。新規に作成する場合は「新規作成」を選択します。
18: 右上の「保存」をクリックして設定を反映します。
19: 「バックアップ」>「ソース」に移動しますと、先ほど登録したバックアップソースが確認できますので、共有が追加されていることを確認します。
Step 2: スケジュールの登録
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作成したスケジュール設定の画面に移動するのでバックアップスケジュールを設定します。
1: バックアップするアイテムからバックアップ対象を選択します。(▼アイコンをクリックして展開することで、フォルダやファイル単位での指定も可能です。)
2: スケジュールタイムラインからバックアップを実行する曜日を選択します。
3: 日次バックアップライムラインの「Start time」でバックアップの開始時間を設定します。
「繰り返し」にチェックすると、「Start time」から「終了時間」の間を指定「間隔」でバックアップ可能です。
4: SQL/Exchangeバックアップは、MSSQLもしくは MS Exchangeサーバのバックアップに有効な項目です。
MSSQLもしくは MS Exchangeサーバがバックアップ対象でない場合は無視してください。
項目の詳細は以下をご参照ください。
5: 右上の「保存」をクリックして設定を反映します。
6: 「バックアップ」>「Schedule」の画面には「Default Backup Schedule」が設定されているので、「削除」をクリックして削除してください。
「今すぐバックアップを実行」をクリックいただきますと、設定したバックアップがスケジュールに関係なく実行されますので、全ての設定が完了したあと実行して動作を確認してください。
Step 3: 保存ポリシーの登録
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取得したバックアップデータの保存期間を指定します。
1:「バックアップ」>「保存ポリシー」に移動します。
2:「Default Retention Policy」があらかじめ設定されているので、「削除」をクリックして削除してください。
3:「保存ポリシーの追加」をクリックします。
4: ポリシー名で「Policy name」に設定するポリシーの名前を入力します。
5: 保存するアイテムで「Apply to all computers and data sources for this Barracuda Backup」のチェックを外して、ポリシーを適用する対象にチェックします。
6: 保存タイムラインでバックアップしたデータの保存期間を定義します。
7: メールタイムラインは Exchangeサーバのメールボックスバックアップを実行した際に有効なパラメータなので、「なし」と設定します。
8: 右上の「保存」をクリックして設定を反映します。
次へ:Step 6: クラウドストレージの契約状態を確認する
バックアップ全般について、もっと詳しく知りたい方は、バックアップの章をご参照ください。