ここでは、Hyper-Vで動作するゲストOSイメージのバックアップ方法をご説明します。
Hyper-VのゲストOSイメージのバックアップには事前に Barracuda Agent for Windows のインストールが必須となります。
この記事はBBSのファームウェアが v5.0以降、Microsoft Hyper-V 2008、2008 R2、2012、2012 R2が対象となります。
Hyper-V 2012の管理コンソールタスクはバックアップ中、無効となります。
Hyper-Vでの設定
各仮想マシンにオンラインバックアップの設定を行います。（デフォルト有効）
Hyper-Vマネージャー上で、「設定」を選択
統合サービス内の「バックアップ（ボリュームスナップショット）」にチェックを入れて保存します。
バックアップ（ボリュームスナップショット）にチェックすると、ゲストOSの VSSライターを用いて .avhdファイルのスナップショットを作成することでゲストOSの無停止バックアップを実現しています。逆に、チェックを入れない場合は ホストOSのVSSライターを使用してバックアップを作成するためゲストOSは 一時停止します。
BBSでの設定
Cloud Controlにアクセスします。「バックアップ」＞「ソース」を選択します。
「コンピュータの追加」をクリックします。
バックアップ対象コンピュータを追加する画面が表示されます。
コンピュータ情報
| 項目名 | 内容 |
|---|---|
コンピュータの説明 | コンピュータの登録名称です。一般的には役割名、ホスト名で設定されます。日本語での入力も可能です。 |
コンピュータ名 | IPアドレスもしくは、DNSで名前解決出来る場合は、FQDN名を指定します。 |
コンピュータタイプ | Hyper-VのゲストOSイメージをバックアップする場合、Microsoft Windowsを選択します。 |
コンピュータを登録すると、データソースを追加する画面が表示されますので、各パラメータを入力後に右上の [保存]ボタンをクリックして保存します。各パラメータは次の通りです。
アイテム
コンピュータを登録すると、データソースを追加する画面が表示されます。
| 項目名 | 内容 |
|---|---|
特定のアイテムを選択 | Hyper-VのゲストOSをバックアップする場合、特定のアイテムを選択にチェックします。 |
アイテム | Hyper-V Virtual Machinesを展開して選択しない場合は、ゲストOSが増えた場合にも、ゲストOSが増えたことを自動的に認識してバックアップを行います。 |