バラクーダバックアップはすべてのバックアップソースに有効なデフォルトの保存ポリシーが作成されています。
比較的保存期間が長く設定されていますので、デフォルト保存ポリシーを削除して、新たに保存ポリシーを作成されるか、デフォルト保存ポリシーを適切な値に変更いただくことをおすすめしています。
1: 「バックアップ」>「保存ポリシー」を選択します。
2: デフォルト保存ポリシーを編集するために「編集」をクリックします。
3: デフォルト保存ポリシーを編集する画面が表示されます。各パラメータを適切な値に編集したら、右上の 「保存」ボタンをクリックして設定を反映します。
スケジュール名
項目名 | 内容 |
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ポリシー名 | 設定されたポリシー名になります。わかりやすいものをおすすめします。 |
保存するアイテム
「このBarracuda Backupのすべてのコンピュータとデータソースに適用」を選択すると、データソースとして登録された全てのバックアップ対象に同じポリシーが適用されます。
個別でポリシーを設定する場合はチェックを外して必要なアイテムをチェックします。
保存タイムライン
保存ポリシーのリビジョンタイムラインの説明は以下の通りです。
バックアップスケジュールでリピートを利用して、1日に複数のバックアップジョブを設定している場合、すべてのリビジョンを保存する期間を設定します。 | |
日次バックアップの保存期間です。1日の最新バックアップをdailyバックアップとして保存します。 | |
週次バックアップの保存期間です。前回の週次バックアップから発生した一週間分の差分データがバックアップされます。週次のバックアップは毎週日曜日のバックアップになります。週次のバックアップで、月をまたぐ場合は、月の最終日のバックアップを合わせて週次バックアップとして取得します。つまり、週次バックアップが月を超える設定になる場合は、設定した回数+1回(月末のバックアップ)が含まれます。 | |
月次バックアップの保存期間です。前回の月次バックアップから発生した一ヶ月分の差分データがバックアップされます。月次のバックアップは毎月月末になります。 | |
年次バックアップの保存期間です。前回の年次バックアップから発生した一年分の差分データがバックアップされます。年次のバックアップは毎年12月31日になります。Offsite onlyにチェックを付けた場合、ローカルにデータは保存されず、オフサイトにのみデータが保存されます。 |
日次ポリシーについて
バックアップされたファイルが保存ポリシーの日次の期間を過ぎた後に変更され、バックアップされると、古いファイルは削除されて直近のバックアップファイルのみが保管されます。
そのため、日次ポリシーの保存日数との食い違いが発生することがあります。これを防ぐために日次バックアップのみでは運用せずに必ず、日次ポリシーに設定した日数を含む週次ポリシーを指定するようにしてください。
例:日次 4日間の場合、週次 1週以上 / 日次 10日間の場合、週次 2週以上
保存タイムラインの例
下記のように保存した場合の、実際に保存されるバックアップの例となります。
本日の日時:
2012年1月23日13:30
バックアップスケジュール:
毎日0:00と12:00の2回バックアップを取得
保存ポリシー:
下記のとおり設定
バックアップスケジュール表:
2011年12月31日のバックアップには次の3種類が含まれる
- 年次バックアップ
- 月次バックアップ
- 週次バックアップ
2012年1月22日のバックアップには、次の3種類が含まれる
- 週次バックアップ
- 日次バックアップ
- すべてのバックアップ
2012年1月23日のバックアップには、次の2種類が含まれる
- すべてのバックアップ
- 日次バックアップ
保存されるバックアップ:
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削除済みファイルルール
バックアップ対象コンピュータが、エージェントを使用していない場合に限り、サーバから削除されたファイルをバックアップから削除する期間を設定することができます。
通常はデフォルトの「上記のリビジョンタイプラインに従う」を選択し、リビジョンタイムラインに従いデータを削除してください。
メールタイムライン
こちらは日本では未サポートの機能となりますので、「なし」を選択してください。