セットアップウィザードを使用して、Barracuda Cloud Archiving Serviceを設定するための基本的な手順を完了します。
Barracuda Cloud Controlに LDAP/Active Directory/EntraIDと連携されていない場合、ディレクトリサービスとの連携を先に実施してください。ディレクトリサービスと連携しない場合、グループメール宛メールの所属メンバーがわからないため、個人でアーカイブを検索する場合に表示されません。また、グループメールのアドレス表示が内部管理IDで表示される場合があります。連携する場合はウィザードを実行する前にディレクトリサービスと連携してください。
Barracuda Cloud Controlとお客様のLDAPサーバを連携させる前に、以下のことを確認してください。
ユーザーが有効であること。
ユーザーがドメインのメンバーであること。
ユーザーごとに Mail属性にメールアドレスが設定されていること。
proxyAddress属性はMicrosoft Exchange によって Active Directory に追加される属性です。各ユーザーのプライマリ電子メールアドレスに設定されます。プライマリ電子メールアドレスはSMTP: user@domain.comの形式を使用(大文字SMTP)し、セカンダリはsmtp:user_alt@domain.com(小文字smtp)を使用します。
Barracudaは、LDAP認証とは別の独立したドメイン(利用するADとは別のドメイン)を使用して、追加の管理者アカウントを作成することを強く推奨します。LDAPサーバがダウンし認証できない場合に、Barracuda Cloud Controlアカウントにアクセスするためです。
Barracuda Cloud Controlから LDAPへは 64.235.144.0/20から、LDAPもしくは LDAPSでの着信を許可する必要があります。
1: テストランセンスが有効化されると Cloud Archiving Serviceの管理画面に移動します。Setup Wizardがポップアップするので、「Get Started」をクリックします。
2: ディレクトリサービスでは Barracuda Cloud Controlに LDAP/Active Directory/EntraIDと連携されていない場合、ディレクトリサービスとの連携を先に実施してください。ディレクトリサービスと連携しない場合、グループメール宛メールの所属メンバーがわからないため、個人でアーカイブを検索する場合に表示されません。また、グループメールのアドレス表示が内部管理IDで表示される場合があります。
3: アーカイブするメールのドメインを追加します。テキストボックスにドメインを入力して「追加」をクリックします。全て追加したら「次へ」をクリックします。アーカイブするドメインを登録しないとアーカイブされないので注意してください。
4: 保存ポリシーを設定します。デフォルトでは「永久」保存となっています。必要に応じて「Automatic message deletion is disabled」のスイッチを入れて保存期間を設定します。「次へ」をクリックします。
5: 内容を確認して「Apply Changes and Finish」をクリックしてウィザードを終了します。