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検索の詳細

検索の詳細

Barracuda Message Archiverからのメッセージのみを戻すクエリを作成するには、多くの方法があります。 さまざまな検索機能に関する下記の情報は最も効率的なクエリの作成に役立ちます。

検索ヒント

下記のルールは、すべての基本検索と条件検索に適用されます。期待したクエリ結果が戻らない場合は、下記を考慮していることを確認します。

  • 検索はアクセス可能なメッセージのみに実行されます。自分が所有しているか、監査担当者または管理者としてアクセスできるメッセージのみがクエリで検索されます。
  • すべての検索には大文字と小文字の区別がありません。文字列polishは"Polish sausage is not a hot dog"と"Please polish this"の両方にマッチします。
  • 部分つまりサブ文字列のマッチはテキストベースの検索で実行されません。検索文字列ageは、この3文字を順に含む"messages"などの単語ではなく、3文字の単語"age"のみにマッチします。
  • ワイルドカードは、サブ文字列検索に使用できますが、検索文字列の最初の文字として使用できません。*sonの入力はsonの入力と同じになります。
  • ワイルドカードは、二重引用符で囲んでも、複数の単語を含む語句で使用できません。
  • 順序は、単語を引用符で囲まないかぎり、関係ありません。meeting room(引用符なし)は"Meeting in Room 23"、"Room 34 is available for your meeting"、および"the meeting room is empty"にマッチします。しかし、"meeting room"(引用符あり)は最後の語句のみにマッチします。
  • 特定の一般的な英単語は無視されます。引用符で囲んでも検索で無視される単語の完全なリストについては、ストップワードセクションを参照してください。
  • ワイルドカード検索ではストップワードも考慮されるため、ストップワードが存在しないと見なされないように、ストップワードにワイルドカードを結合しないでください。to*は、"today"、"tomorrow"など、文字列"to"で始まるすべての単語にマッチせず、*のみとして処理されるため、すべての単語にマッチします。

自然言語解析

自然言語解析では、条件検索で独自の複雑なクエリを作成し、下記の基本的な構文(search_field、":"、およびphraseの間にスペースを含まない)に従う複数のキーワードベースの検索用語を組み合わせることができます。
search_field:phrase 

最もよく使用されるsearch_fieldは下記のとおりです。

  • to - 検索をメッセージの「受信者」および「CC」フィールドに制限します。
  • from - 検索をメッセージの「送信者」フィールドに制限します。
  • domain - 検索をメッセージの「送信者」、「受信者」、および「CC」フィールド内のドメイン名に制限します。
  • subject - 検索をメッセージの件名に制限します。
  • body - メッセージの本文と添付ファイルの内容に検索を実行します。
  • attachment - 検索を添付ファイルの内容に制限します。
  • all - メッセージに含まれるすべてのフィールドとデータを検索します。

正しい名前をフィールドに使用しているかぎり、他のsearch_fieldも指定できます。正確な構文が不明である場合は、バラクーダネットワークスのテクニカルサポートにお問い合わせください。

phraseは1個のアイテムのみを含むことができます。しかし、この1個のアイテムは下記のいずれかです。

  • 1個のテキストベースの文字列
  • 1個のワイルドカードの文字列
  • toおよびfromのsearch_fieldのみ)1個のドメインベースの文字列
  • ANDおよびORキーワードを含む複数の文字列の組み合わせ、およびロジックを制御するためのかっこを含む語句のグループ化で作成した1個の複合検索文字列

例:

  • to:chrislee -「受信者」または「CC」フィールドに"chrislee"を含む、すべてのメッセージ
  • to:patbrown@mycompany.com -「受信者」フィールドの任意の位置に"patbrown@mycompany.com"を含む、すべてのメッセージ
  • subject:"Barracuda Message Archiver" - 件名の任意の位置に"Barracuda Message Archiver"を含む、すべてのメッセージ
  • domain:(barracuda.com OR barracudanetworks.com) - "barracuda.com"または"barracudanetworks.com"ドメイン内の任意のユーザに送受信された、すべてのメッセージ
  • header_barracuda_envelope_rcpt_domain:sub.mycompany.com - @sub.mycompany.comドメイン内の任意のユーザに送信された、すべてのメッセージ

 

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検索文字列はBarracuda Message Archiverで検索する検索対象テキストの形式です。下記のタイプの検索文字列を使用できます。

  • テキストベース - 入力したとおりにマッチする1個の文字列または語句。有効な形式は、1個の単語(スペースなし)または二重引用符で囲まれた一連の単語(スペース区切り)です。
    例:
    • Sales - "sales guide"にはマッチしますが、"Salesmen"にはマッチしません。
    • "Reviews due now" - "performance reviews due now"と"all reviews are due now"にマッチします(ストップワードが無視されるため)。"reviews for all employees are due now"にはマッチしません。
  • マルチテキスト - スペースで区切られたテキストベースの一連の語句。各語句は、任意の位置にマッチする必要がありますが、入力した順序で隣接および検索する必要はありません。
    例:
    • "team meeting" reminder - 語句"team meeting reminder"および"reminder about the team meeting"にマッチします。"reminder to the team about the meeting"にはマッチしません。
    • "final exam" "open book" - 語句"The final exam will be open book"および"an open book final exam"にマッチします。"the final exam is open to anyone with a book"にはマッチしません。
  • ワイルドカード - 1個以上のワイルドカードを含む1個の単語。ワイルドカードは、二重引用符の使用に関係なく、語句の一部および複数の単語で構成される検索文字列として使用できません。
    例:
    • nation* - "this nation"と"nationality"にマッチします。"multinational"と"condemnation"にはマッチしません。
    • p???e - "p"で始まって"t"で終わる5文字の単語にマッチします。"pore"(4文字のみ)と"pounce"(6文字)にはマッチしません。
  • ドメインベース - メールアドレスのドメイン部分つまりアットマーク(@)の後のすべて
    例:
    • example.com - "anyuser@example.com"にマッチします。"anyuser@sub.example.com"にはマッチしません。
    • sub2.example.com - "allusers@sub2.example.com"にマッチします。"allusers@sub.example.com"と"allusers@example.com"にはマッチしません。
  • 複合自然言語解析のみで使用) - 上記のいずれかの形式(検索するフィールドに該当するテキストベース、マルチテキスト、ワイルドカード、またはドメインベース)であるか、他の複合検索文字列を含む、ANDまたはORキーワードで区切られた複数の文字列の組み合わせ。必要に応じて、論理グループをかっこで囲んで、処理順序を指定します。
    例:
    • subject:(Engineering AND "Meeting today") - 「件名」フィールドに任意の順序で単語"Engineering"と語句"Meeting today"を含むメッセージにマッチします。
    • body:(Version AND (1.1* OR 1.2*)) - 本文に任意の順序で単語"version"と"1.1"または"1.2"で始まる単語の両方を含むメッセージにマッチします。
    • body:((Version AND 1.1*) OR 1.2*) - 本文の任意の位置に"1.2"で始まる単語を含むメッセージ、または本文の任意の位置に任意の順序で単語"version"と"1.1"で始まる単語の両方を含むメッセージにマッチします。

    複数の複合語句を組み合わせて、複数の検索パターンだけでなく複数の検索位置も識別する1個のクエリを作成すると、さらに複雑な複合検索文字列を作成できます。
    例:
    • (from:(barracuda.com OR barracudanetworks.com) AND body:datasheets) - "barracuda.com"または"barracudanetworks.com"ドメイン内の任意のユーザから送信された、本文の任意の位置に単語"datasheets"を含む、すべてのメッセージにマッチします。
    • ((to:user1@mycompany.com AND subject:party) OR (from:user2@yourcompany.com AND subject:gala)) - user1@mycompany.comに送信された「件名」フィールドに単語"party"を含むすべてのメッセージだけでなく、user2@yourcompany.comから送信された「件名」フィールドに単語"gala"を含むすべてのメッセージにマッチします。

ワイルドカード

ワイルドカードは検索で任意の文字にマッチする検索文字列内の文字です。また、1個の単語の一部としてのみ使用でき、検索語の最初の文字としては使用できません。また、複数の単語(つまりスペース)を含む二重引用符で囲まれた文字列では使用できません。

  • 疑問符(?)は1個の文字の1回の発生にマッチする1文字のワイルドカードです。使用する疑問符の個数はマッチする必要がある文字の正確な個数を表します。
    例:
    • luck? - "lucks"と"lucky"にはマッチしますが、"luck"、"pluck"、および"lucked"にはマッチしません。
    • J???son - "Johnson"と"Jackson"にはマッチしますが、"Jason"と"Judson"にはマッチしません。
  • アスタリスク(*)は、すべての文字の0回以上の発生にマッチする複数文字のワイルドカードです。
    例:
    • Mark* - "marker"、"marketing"、および"Mark"にマッチします。

ストップワード

ストップワードは、検索で無視される一般的な単語であり、省略できます。

  • 認識されるストップワードは下記のとおりです。
    a、an、and、are、as、at、be、but、by、for、if、in、into、is、it、no、not、of、on、or、such、that、the、their、then、there、these、they、this、to、was、will、with
  • ストップワードはワイルドカード検索でも無視されるため、ストップワード全体を構成しない文字にワイルドカードが添付されていることを確認します。
    例:
    • (the AND meeting) - meetingまたは"the meeting"の入力と同等です。"no meeting minutes"と"the meeting"の両方にマッチします。"the meetings"にはマッチしません。
    • be* - "be"の部分が無視されるため、*のみとして処理され、最終的にすべての単語にマッチします。

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