ファイル共有(SSHFS)でバックアップを取得する

エージェントをサポートしない Linuxをファイル共有(SSHFS)で対象のとして登録方法を説明します。

設定はすべてクラウド側のGUIで行います。

Linuxの場合はSSHを有効にする必要があります。


Cloud Controlにアクセスし、「バックアップ」 > 「ソース」を選択します。


「コンピュータの追加」をクリックします。


バックアップ対象コンピュータを追加する画面が表示されます。



コンピュータ情報

項目名内容

コンピュータの説明

コンピュータの登録名称です。一般的には役割名、ホスト名で設定されます。日本語での入力も可能です。

コンピュータ名

IPアドレスもしくは、DNSで名前解決出来る場合は、FQDN名を指定します。

コンピュータタイプ

バックアップ対象を選択します。ファイル共有(SSHFS)のバックアップの場合「Linux/UNIX」を選択します。


Barracuda Backup Agent

ファイル共有(SSHFS)でバックアップを行う場合に設定します。

項目名内容

ファイル共有バックアップの有効化

ファイル共有(CIFS)によるバックアップを有効にする場合チェックします。


Linux/Unix (SSHFS) Information

SSHFSを利用する場合、ユーザ名とRSAキーでの接続設定を実施します。

項目名内容

ユーザ名

ファイル共有(SSHFS)バックアップに使用するユーザを設定します。バックアップ用にユーザを作成されることをおすすめします。

To Backup data on Linux –or Unix-based servers:

SSHFSに使用するRSAキー登録に必要なコマンド一連になりますので、コピー&ペーストしていてください。


前項で、コピーしたRSAキーを対象の Linuxサーバに設定します。管理者権限を持つユーザ名でログインします。

mkdir .ssh;*		//.sshというフォルダの作成
echo "ssh-rsa 入手したPublic Key" >> .ssh/authorized_keys;{*}		//.sshフォルダのauthorized_keyファイルに情報を追加
chmod 600 .ssh/authorized_keys;{*}		//.sshフォルダのauthorized_keysファイルのパーミッションを設定
chmod 700 .ssh;*		//.sshフォルダのパーミッションを設定


SSHでPubkeyAuthentication を有効にします。設定変更後にSSHサービスを再起動します。

vi /etc/ssh/sshd_config		//sshd_configを編集します。
	PubkeyAuthentication yes		//デフォルトnoをyesに変更し保存します。(「#」が1文字目にある場合は削除)


バックアップ領域の登録

コンピュータを登録すると、データソースを追加する画面が表示されます。

v6.2以降のモデルでは「アイテムの選択」は「スケジュール」タブに移動しました。



File Share情報

ファイル共有(SSHFS)でバックアップを行う場合に設定します。共有名を設定後、[共有テスト]ボタンをクリックしてアクセステストを行います。

項目名内容

ファイル共有バックアップの有効化

共有名を指定します。 必ず [/]を先頭に付けてください。


接続テストに成功した場合は、以下のように表示されます。


接続テストに失敗した場合は、以下のように表示されます。