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ここではオンプレミスのメールサーバを利用して Barracuda Email SecurityServiceで受信メールのチェックを行う手順を説明します。オンプレミスサーバの例として Exchangeサーバを使用しています。

Exchangeのユーザーインターフェイスは変更される可能性があります。 構成の詳細については、Microsoftのドキュメントを参照してください。

Barracuda Email Security Serviceには、構成されたドメイン全体で複数のユーザーロールをサポートするための個別のLDAP構成セットアップがあります。

Step1: 接続性と冗長性を確保する


  • ファイアウォールに、Barracuda Email SecurityServiceインスタンスに基づくIPアドレス範囲を許可します。 Barracuda Email Security Serviceインスタンスに基づく範囲のリストについては、Barracuda Email Security ServiceのIP範囲を参照してください。

  • 必要に応じて、ネットワークサブネットにメールサーバおよび LDAPサーバーへのアクセスが許可されていることを確認してください。

  • Barracuda Email SecurityServiceの IPアドレス範囲から発信されたトラフィックを除くすべてのポート25トラフィックをブロックします。

Step2: Barracuda Email SecurityServiceセットアップウィザードを起動します


1: ライセンスを購入済みの場合、Barracuda Email Security Serviceにログインし、「Enter Linking Code and Serial Number」をクリックしてサブスクリプションをアクティブ化します。

2: 「Serial Number」「Linking Code」「Country」入力し、「Activate Subscription」をクリックします。

3: セットアップページで、「Email Security」の右側にある「Set up」をクリックします。

4: セットアップウィザードで、「Next」をクリックします。

5: 希望するデータセンタの地域を選択してから「Get Started」をクリックします。

地域を選択した後は、地域を変更することはできませんのでご注意ください。

日本からは TTLの短い「Australia」をお勧めいたします。

6: ウェルカムメッセージが表示されるので、「Get Started」をクリックします。

7: 保護対象のプライマリドメインを入力して、「Next」をクリックします。

6: 入力されたドメイン情報を元に、現在のMXレコードを自動的に取得し、その情報を宛先サーバとして自動的に入力します。この宛先サーバの情報が間違いの場合は、「Remove」をクリックして、正しい宛先サーバの情報を上段のテキストボックスに入力して「Add」をクリックします。
宛先サーバを適切に構成した後、有効なユーザー名を入力して「Test All Mail Servers」をクリックしてメールサーバへの接続をテストを行います。設定が正しいことを確認したら、「Next」をクリックします。

9: ウィルスの保護、スパムの保護がデフォルトでは有効になっています。デフォルト値を受け入れるか、必要に応じて変更を加えてから、「Next」をクリックします。

スパム保護は「On」に設定してスパムスコアリングを有効にします。 スコアの範囲は1(スパムではない)から10(スパム)です。 スコアを「1」に設定すると、正当なメッセージがブロックされる可能性がありますが、スコアを「10」に設定すると、システムを介してより多くのメッセージが許可されます。 このスコアに基づいて、Barracuda Email Security Serviceはスパムのように見えるメッセージをブロックし、ブロックの理由としてスコアを使用してこれらのメッセージをユーザーのメッセージログに記録します。

10: Route Email Through Barracudaのぺージが表示されます。

11: ドメインの認証を実施するためには、現在の MXレコードを、ページに表示されている Barracuda Email SecurityServiceのプライマリおよびバックアップのMXレコードに置き換える必要があります。MXレコードを変更してから「Verify MX Records」をクリックします。

評価期間などでは、現在のメールサーバーを引き続き使用できるようにするために、優先度の低いMXレコード(99など)として追加する方法があります。

スパマーは通常、ドメインのすべてのMXレコードに定期的にメールを送信するため、このMXレコードを変更した後、Barracuda Email SecurityServiceにもスパムなどのメール届くと予想されます。

MXレコードに変更を加えたら、「Route Email Through Barracuda」に戻り、「Verify MX Records」をクリックします。 Barracuda Email Security Serviceは、加えられた変更を確認し、ドメインを確認する必要があります。 ドメインが正しく検証されない場合は、MXの変更が有効であるか確認してください。

MXレコードを変更しないことを選択した場合は、別の方法を使用してドメインを確認できます。「I do not want to route my e-mail through Barracuda at this time. Show me more options to verify domain ownership.(現時点では、メールをバラクーダ経由でルーティングしたくない)」にチェックします。

12: 「Next」をクリックし、「Done」をクリックします。

Step3: ユーザーアカウントを設定する



Step4: 送信メールスキャンを構成する


Step5: 送信メールのSenderPolicyFrameworkを構成する


Step6: Exchangeメールサーバーを構成する


Step7: メールが流れていることを確認する


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