Microsoft SQL Server 2012以降では、Barracuda Backup Agentは Microsoft VSSを利用します。Barracuda Backupは、Microsoft VSSを使用して、完全および差分のデータベースバックアップを実行します。
Barracuda Backup Agentを設定して、フルバックアップと増分バックアップを実行できる Microsoft VDI（Virtual Backup Device Interface）を使用することもできます。Microsoft VDIをSQL Server 2012以上のデータベースで使用できるようにするには、エージェントの構成ファイルを編集する必要があります。
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| 情報 |
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VSS（Volume Shadow copy Service）： VSS（Volume Shadow copy Service）は、システムがアプリケーションに書き込みを続行している間に、実行中のシステムで提供されているサービスのパフォーマンスや安定性を必要以上に低下させることなく、これらのシステム上で安定したバックアップ イメージをキャプチャしてコピーするできるようにするフレームワーク COM APIセットです。 VDI（Virtual Backup Device Interface）： SQL Server には、VDI（Virtual Backup Device Interface）と呼ばれる API が用意されています。このAPIを通じて、弊社BBSがバックアップおよび復元操作のサポートを行います。この API は、最高の信頼性とパフォーマンスを提供するほか、ホット バックアップ機能やスナップショット バックアップ機能など、SQL Server のあらゆるバックアップおよび復元機能をサポートするように設計されています。 |
推奨事項
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MSSQLのバージョンと復旧モデルにおける推奨バックアップ方式を図にまとめます。
※バックアップ方式は混在させることができません。
| MSSQLバージョン | 単純復旧モデル | 完全復旧モデル |
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| Microsoft SQL Express | VSS方式 | |
| Microsoft SQL Server 2008以前 | VDI方式 | VDI方式 |
| Microsoft SQL Server 2012以降 | VSS方式 | VDI方式 |
単純復旧モデルの場合
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ご使用の環境の Microsoft SQL Server 2012以降で、データベースが単純復旧モデルを使用するように設定されている場合、Barracuda Backup Agentを Microsoft VSSを使用するように設定することをお勧めします。2012以降で、データベースを「単純復旧モデル」で設定されている場合（デフォルト）、VSS方式のバックアップを実施することをお勧めします。
Microsoft VSSとVSS方式と単純復旧モデルを組み合わせることで、フルバックアップと差分バックアップを実行しながら、Barracudaのソースベース重複除外の恩恵を受けることができます。
デフォルトではVSS方式のため特に BBS側の設定変更は必要ありません。
完全復旧モデルの場合
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ご使用の環境のMicrosoft SQL Server 2012以降で、データベースが完全リカバリモデルを使用するように構成されている場合、Barracuda Backup Agentを Microsoft VDIを使用するように設定変更することをお勧めします。Microsoft VDIを完全復旧モデルと組み合わせて使用すると、フルバックアップと増分バックアップを実行しながら、2012以降で、データベースを「完全復旧モデル」で構成されている場合、VDI方式のバックアップを実施するように設定変更することをお勧めします。
VDI方式を完全復旧モデルと組み合わせて使用すると、フルバックアップと増分バックアップを実行しながら、ポイントインタイム リストア（データベースを保持期間内の任意の時点のバックアップから復元）を実行できます。
Microsoft VDIバックアップを有効にするためには、次の手順を参照して VDI方式のバックアップを有効にするためには、次の手順を参照して Barracuda Backup Agent設定ファイルを編集してください。＜手順＞
VDI方式でのバックアップを有効にする手順
1: Barracuda Backup AgentがインストールされているMicrosoft SQL Serverで、サービスコンソールを開きます。
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