LiveBootを使用すると、VMware仮想ゲストマシンを即座に実行できます。
ライブブート後のゲストOS取り扱いについて
BBSから LiveBootしたVMイメージをマイグレーションする場合、VMware vSphereのライセンスに依存します。
vSphere vMotionライセンスをお持ちの場合は、vMotionを使用して、VMのBarracuda Backupストレージから本番ストレージへのライブデータストアマイグレーションを実行できます。
vSphere vMotionライセンスが利用できない場合は、まずデータストアの移行を実行する前にVMをシャットダウンする必要があります。
Cloud LiveBootは日本国内ではサポートしておりません。
プライマリストレージシステムに障害が発生した場合、Barracuda Backupは VMware ESXiサーバのデータストアとして機能します。
保持ポリシー内の仮想ゲストマシンのリビジョンをリカバリすることができ、ユーザーはBarracuda Backupに格納された重複排除されたコンテンツから直接ファイルおよびアプリケーションに直接アクセスできます。
さらに、LiveBootを使用すると、Microsoft Exchange、Microsoft SQL、Microsoft SharePointなどのアプリケーションから、ファイルおよびアプリケーションレベルのアイテムを細かくリカバリできます。
仮想マシンの状態
VMには、実行中または停止中の2つの基本状態があります。 VMが停止すると、アプリケーションは停止し、ユーザーセッションは非アクティブになります。
LiveBootのステータス
- 実行中 - VMは正常に動作しています
- 実行中ではありません - VMは追加されましたが、マウントされていないか、停止したか、実行されていません
- 設定 - VMが起動し、Barracuda Backupが VMwareでデータストアを設定しています
- 実行中 - VMは IPアドレスで起動し、VNC経由でアクセス可能です
- 停止 - VMが停止しており、ディスクはマウントされていますが、VMwareでは実行されていません。
- 失敗 - VMware内で VMの接続、設定、または起動を試行した後、VMの起動に失敗しました
LiveBootのリカバリ機能
- リテンションポリシー内のVMware仮想ゲストサーバのリビジョンをすべてリカバリします。
Microsoft Exchange、Microsoft SQL、Microsoft SharePointなどのアプリケーションからファイルやアプリケーションレベルのアイテムを細かくリカバリします。
- 仮想サーバーによって必要に応じて重複排除されたコンテンツを配信します。
LiveBootがサポートする制限
Barracuda Backupは最大16TBのLiveBootディスクをサポートします。 16TBを超えるLiveBootディスクはサポートされていません。