ネットワークに接続する前にBBSの機器IPアドレスを設定します。先に Step 2: 製品登録(リンキング)を完了させてください。
IPアドレスの設定をするにはシステムコンソールへ接続するため、キーボード(PS2タイプもしくは USBタイプ)とディスプレイ(D-Sub15) が必要となりますのでご用意ください。
1: アプライアンスを設置後、キーボードとディスプレイを接続し、BBSを起動します。IPアドレスを設定します。
2: 起動が完了するとコンソール画面が表示されます。
デフォルト状態ではDHCPクライアントとして設定されています。固定アドレスで割り当てる場合は、スタティック(Static)として割り当てます。
矢印キーで「DHCP/Static」を選択し、Enterキーを押します。矢印キーで「Static」を選択します。
3: IP、Netmask(ネットマスク)、Gateway(デフォルトゲートウェイ)、Primary DNSを入力します。
設定後に「Commit Change OK」を選択し、Activity Logに Settings need committed before taking effectと表示されたら、再度「Commit Change OK」を選択して設定を反映させます。
ここで一度「Ctrl」+「Alt」+「Del」キーで再起動します。
4: Step3: リンキングを行います。
4: 正常にインターネットに出られる環境に接続いただいた場合、しばらくすると全てのインジケータがグリーンに変わります。製品登録(リンキング)が完了していない場合は、「Internet」「Barracuda」のインジケータは赤になります。
TCP/UDP 1194ポートが開放されていない場合は「Barracuda」のインジケータは赤になります。基本操作方法
バラクーダコンソールでは、キーボードを利用してBBSのコマンドメニューの移動および設定の変更が可能です。
- 左側の「System Configuration」オプションで目的の設定をハイライトさせるには矢印キーを使用します。
- 目的の設定がハイライト表示されたら Enterキーを押して編集メニューに移ります。
- 右側のオプションを移動するには矢印キーを使用します。
- オプションの設定値を変更するには Enterキーを押して編集し、Saveに移動したのち Enterキーを押します。
情報 |
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190BのIPアドレス設定については、こちらをご参照ください。 |
Step1: IPアドレスの設定
コンソール画面の「TCP/IP Configuration」に移動します。
デフォルト状態ではDHCPクライアントとして設定されています。固定アドレスを設定する場合は、IP Address、Netmask、Default Gateway、Primary DNSを入力して、「Save」を押します。
プロキシはサポートされませんので入力しないでください。
Step2: ライセンストークンの登録(仮想版のみで実施)
電子メールで事前に連絡のあった、ライセンストークンとご利用環境のデフォルトドメインを入力し、「Save」を押します。
クラウドコントロールとの接続確認
リンキングが完了し、通信ポートが解放され、BBSがクラウドコントロールに接続されオンライン状態になると
以下の Network Statusが表示され「Local」、「Internet」、「Cloud」が「Up」のステータスになります。
この条件が整ってから次のバックアップ設定に移ってください。
説明 | |
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Local | 設定したデフォルトGWから ping応答があると Upになります。 |
Internet | バラクーダの管理サーバから ping応答があると Upになります。 |
Cloud | リンキングが完了し、管理サーバとBBSが TCP/UDP 1194で接続が完了できると Upになります。 ※リンキングが完了しないと緑もしくはUpになりません。 |
情報 |
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リンキングが完了しているにも関わらず、「Local」と「Internet」が「Up」ステータスで、「Cloud」のステータスが「Down」の場合、ファイアウォールで TCP/UDP 1194のポートが閉じられている可能性が高いので確認してください。 ローカルUIを利用される場合は「Internet」、「Cloud」は「Down」のステータスになります。 |
2: クラウドコントロール画面から確認
正常に接続されていると、ダッシュボードの「システム状態」が「オンライン」と表示されます。
次:Step 4: 一度機器を再起動しますに移動