HA構成では筐体間でデータをやりとりするために共有鍵(パスフレーズ)を使用します。ここでは共有鍵の設定について説明します。
1:「高度な設定」>「HA(高可用性)」のページに移動し、「クラスタ共有秘密鍵」を入力します。この値はクラスタ構成メンバーであるアクティブ機、スタンバイ機の両方で同じものを設定してください。
2: フェイルバック動作を自動で行う場合は「フェイルバックモード」を「自動」に、手動での切り戻しを実施する場合は「手動」を選択します。
3: 各ポートリンクダウン時にフェールオーバを発生させるため、「モニタリング」の対象とするポートにチェックを行います。(最低1ポート以上を指定する必要があります)
4: ハートビートをWAN以外のポートからも送信する場合は、「高度なクラスタ設定」セクションの「ハートビートを送信するインターフェース」内の対象ポートにチェックをしてください。
5:設定が完了したら「保存」をクリックして設定を反映します。