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19: 検証が完了したら、「次へ」をクリックします。設定を確認し、「コネクタの作成」をクリックしてコネクタを作成します。
2.不達レポートの受信者を作成する
ジャーナルルールを作成する前に、ジャーナルレポートを紛失するリスクを減らすために、不達レポート (NDR) のジャーナル受信者を指定します。
NDR受信者を作成するには
Microsoft 365 Exchange 管理センターにログインします。
「その他の機能」を選択します。
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その他の機能の中から「ジャーナルルール」を見つけ、「現在の場所」のリンクをクリックします。
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「配信できないジャーナルレポートの送信先」が設定されていない場合、フィールドの右側にある「アドレスの選択」をクリックします。
「参照」を選択して、アドレス帳から宛先を選択します。表示名のすべてまたは一部を入力し、「検索」アイコンをクリックして受信者を検索したり、「表示名」または「Eメールアドレス」の見出しをクリックしたりしてリストを並べ替えることができます。
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受信者を選択したら「OK」をクリックし、「配信不能なジャーナルレポートのNDR」ウィンドウで 「保存」をクリックします。
ベストプラクティス:共有メールボックスを作成し、そのメールボックスをNDRの受信者として使用します。
3: Microsoft 365でJournalメールを送信するように設定する
Microsoft 365 Exchange 管理センターにログインします。アンカー _Hlk106980382 _Hlk106980382 「その他の機能」を選択します。
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その他の機能の中から「ジャーナルルール」を見つけ、「現在の場所」のリンクをクリックします。
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「+」の記号をクリックします。「ジャーナルルールの新規作成」ダイアログボックスで、以下を完了します。
ジャーナルレポートの送信先:Barracuda Cloud ArchivingのWebインターフェースで「メールソース」>「SMTP Journaling」ページから、ジャーナリングアドレスを入力します。ジャーナルメールボックスと呼びます。
名前:デフォルトでは、ジャーナルルールの名前は、ジャーナル受信者から自動生成されます。同じジャーナル受信者を含む既存のジャーナルルールが存在する場合、重複を避けるために、ジャーナルルール名に番号が自動的に付加されます。カスタム名を入力して自動生成された名前を上書きする場合、その名前がユニークで説明的であることを確認してください。
メッセージの送信先または受信先が次の場合:「すべてのメッセージに適用」を選択して、すべての受信者をジャーナリングします。
以下のメッセージをジャーナリングします:「すべてのメッセージ」を選択すると、送信元または送信先に関係なく、すべてのメッセージがジャーナリングされます。
NDR受信者のメールはアーカイブされないので、普段のメールのやりとりに使用しないメールアドレスを登録してください。
ジャーナリングメールボックスには機密情報が含まれている可能性があるため、組織内でジャーナリングメールボックスにアクセスできる人を管理する組織全体のポリシーを作成することが推奨されます。
「保存」をクリックします。ルールはジャーナルルールテーブルに追加されます。
導入設定を完了すると、Barracuda Cloud Archiving Serviceへのメールの転送が開始されます。管理者としてBarracuda Cloud Archiving Service の管理Webインターフェースにログインし、「基本」>「ダッシュボード」 ページに移動します。処理されたメールがメッセージ統計テーブルに表示されます。統計はキャッシュされるため、表示されるまで最大30分かかる場合があります。
4.Microsoft 365でメッセージの暗号化機能を利用している場合(オプション)
電子メールの暗号化は、意図した受信者だけがメールと添付ファイルにアクセスできるようにするために使用されます。メール暗号化の設定後、Barracuda Cloud Archiving Serviceで暗号化されたメールコンテンツを検索または表示できるように、ジャーナルレポートの復号化を有効にする必要があります。
ジャーナルレポートの復号化の有効化
ジャーナルレポートの復号化では、暗号化された元のメッセージと一緒に、メッセージのプレーンテキストコピーをBarracuda Cloud Archiving Serviceに保存できます。ジャーナルレポートの復号化は、Exchange管理シェルの「JournalReportDecryptionEnable」を使用して設定されます。
ジャーナルレポートの復号化を有効にするには、以下の手順に従います。
Windows PowerShellを開き、Microsoft 365 Exchange Onlineに接続します。
詳細については、Microsoft TechNet の記事「Connect to Exchange Online using remote PowerShell」を参照してください。
次のコマンドを入力し、Enter キーを押します。
コード ブロック |
---|
Set-IRMConfiguration -JournalReportDecryptionEnabled $true |
ジャーナルレポートの復号化を無効にするには、$true を $false に置き換えてください。
以上で設定は完了です。