Exchange Onlineのリストア (メールボックス丸ごと)

Exchange Onlineのリストア (メールボックス丸ごと)

ここでは、削除されたユーザを再度作成して、Exchange Onlineのメールボックスを丸ごと復元する手順を記載します。

準備:ユーザーの削除

ここでは、「user02」というユーザーを利用します。

ユーザーを削除する前にCCBによるバックアップが完了していることを確認してください。

CCBではユーザーが Microsoft365上から削除されても、過去に取得したバックアップデータは削除されません。

ユーザーが消えた状態で復元できるかテストする。

Microsoft 365の管理センタの「削除済みユーザー」に「user02」が存在しています。

Entra上でも「削除済みユーザー」に「user02」が存在しています。

CCBから、元の場所(user02)にメールボックスを復元してみます。

Microsoft 365上に「user02」がないので、エラーとなり復元は失敗します。

この場合、アカウントがある別のユーザーへの復元、エクスポートは可能です。


STEP1:Microsoft 365上に user02を復元します

ユーザーの復元には 2通り方法があります。

  1. CCBの Entra IDのバックアップから復元

  2. 同じ名前、メールアドレスのユーザーを Microsoft 365上で再作成

Entra IDから一度削除されたアカウントは CCBの Entra IDバックアップからの復元時、Microsoft 365の内部IDは同じになりません。

この例では、 Microsoft 365上でユーザーを再作成しました。

Entra 上にも「user02」が存在していることが確認できます。

STEP2: データの復元

復元および再作成した Microsoft 365のアカウントには作成後、一度ログインしておく必要があります。

「リストア」>「Exchange」を選択して、「user02」のバックアップを選び、「リストア」をクリックします。(一度に複数名分を復元する際はメールアドレス左横のチェックを必要数入れてください。)

「元の場所」を選択し、「復元開始」をクリックします。

復元が警告付きで完了します。

Exchange Onlineのメールはユーザプリンシパル名を指定して復元しているが、オブジェクトIDが絡むものについては、新user02ともとの user02で異なるため、カレンダーの一部がエラーとなり復元されません。(M365の動作仕様による制限となります。カレンダーの内容を参照したい場合、別途エクスポート操作を実施ください。PST形式で出力され、Outlookでご確認いただけます。)