PCのブラウザ拡張機能で多要素認証を使用する(オプション)
スマートフォン用のAuthenticator アプリを使用することが困難な場合、業務用PCのブラウザに拡張機能を追加することによって、多要素認証を実現することが可能です。
ここではChrome・Firefox・Edgeをサポートしているブラウザ拡張「Authenticator Extention」を使用して、多要素認証を実現する方法をご紹介致します。
※2025年2月時点での動作確認結果を元にした記事となります。
※ブラウザ拡張を利用した多要素認証について、Barracuda社でのサポートは致しかねます。予めご了承ください。
Chrome / Firefox / Edgeで”https://authenticator.cc”にアクセスし、ブラウザ拡張「Authenticator Extention」を追加します。
https://authenticator.cc/正常に追加されると、各種ブラウザの拡張機能タスクバーにアイコンが表示されます。
アイコンが表示されない場合、拡張機能の管理用アイコン(ジグソーパズルの形のアイコン)をクリックして、「Authenticator」の右側にあるピンのアイコンをクリックして、タスクバーにピン止めしてください。クラウドコントロールにユーザー名(メールアドレス)・パスワードでログインします。
[ホーム] をクリックして、[プロファイル] をクリックします。
[MFA(多要素認証)] の欄で[デバイスの追加]をクリックします。
[MFA(多要素認証)デバイスの追加] 画面内にQRコードが表示されますので、直ぐにブラウザのタスクバー内の「Authenticator」拡張のアイコンをクリックし、QRコードをスキャンするアイコンをクリックしてください。
そのまま「Authenticator」拡張で追加画面内のQRコードを範囲選択してください。
これで「Authenticator」側にMFAデバイスとして業務用PC(正確にはブラウザ)が追加され、ワンタイムパスワードが表示されるようになります。※以降「Authenticator」拡張をブラウザから削除したり、PCの入れ替えを行うと、MFAデバイスとして無効になってしまいます。ご注意下さい。
[MFAデバイス(多要素認証)の追加]画面で[デバイス名]に任意のデバイス名(PC名)を入力、[MFAコード]に「Authenticator」拡張に表示されるワンタイムパスワードを入力して、[保存]ボタンを押してください。
これで業務用PC(ブラウザ)をMFAデバイスとして追加する作業は完了となります。