重複排除方式について
Agentバックアップの場合
BBSの重複排除方法は、ソース重複排除機能と呼ばれ、クライアント側でローカルデータの重複排除することで、転送前のデータから重複データの削除が可能です。
そのため、BBSへのデータ転送に使用する LANの帯域幅とデータを最小限に抑えることができます。
ソース重複排除機能が実装されている BBSエージェントはインストール時に、小規模なデータベースを作成します。このデータベースは各データのチャンクデータのみを圧縮して持ちます。
ファイル共有(CIFS / SSHFS)バックアップの場合
Agentバックアップではインラインでバックアップを取得しながら重複排除を実施しますが、ファイル共有の場合プロトコルの同様の機能がありません。
そのため、ファイル単位で BBSに取り込まれると Agentバックアップと同様の重複排除処理が施されBBS内に保存されます。
VMwareバックアップの場合
VMwareのゲストOSをバックアップする際に利用するVADPでは、VMwareのvStorageのAPIが持つ変更ブロックトラッキング(CBT)機能を利用して BBSにユニークなチャンクデータを送信します。