Hyper-V のゲストOSをリストアする

この記事では、 レガシーリリース以降のファームウェア、またはサポートバージョンの Microsoft Hyper-Vのついて説明します 

この資料では、Hyper-Vがリストア先のサーバーにインストールおよび構成されていることを前提としています。

v6.2までのファームウェアでは、Hyper-Vのリストアは、もとの Hyper-Vホストにのみ行なうことが出来ます。他 Hyper-Vホストにはリストア出来ません。

v6.3以降のファームウェアでは別の Hyper-Vホストへリストア可能です。

Microsoftは、Hyper-V Gen 2仮想マシンでWindows Server 2008/2008 R2を実行をサポートしていません。 したがって、UEFIを使用するWindows Server 2008/2008 R2物理マシンを Hyper-Vにリストアすることはできません。

https://technet.microsoft.com/ja-jp/library/dn282285.aspx

Hyper-V仮想マシンを復元するには


元のVMはリストア時にホスト上に存在しているとリストアに失敗します。 そのため、元のVMをホストから削除またはエクスポートする必要があります。

1: Barracuda クラウドコントールにログインし、「リストア」>「リストアブラウザ」に移動します。

2: 復元するVMが含まれているHyper-Vソースを選択します。

3: Hyper-Vソースにドリルダウンして、復元するVMを探します。

4: VMの右側にある「リストア」をクリックします。

コンテンツ内に、VMとして存在しない、Host CompornentというVMが取得されることがありますが、こちらは一部のHyper-Vの設定と仮想SANマネージャの情報となり、ホスト自体に関するデータです。

VMとしてバックアップされますが、Hyper-Vホスト自体のベアメタルリストア時以外では利用しないデータとなります。


5: リストアメニューが表示されるので、リストアオプションを設定します。

リストア先 :

  • 元の場所: VMを元のホストに復元する。
  • ドロップダウンリスト: VMを復元するBarracuda Backupに既に追加されている別のソースを選択します。
  • その他のホスト名またはIP: VMを復元するBarracuda Backupに追加する別のソースを入力します。

メソッド :

  • 通常のリストア: バックアップされたのと同じファイルパスを使用してVMをリストアして登録します。
  • Restore to an alternate location: 指定した別のファイルパスにVMを復元する。(同じパスには復元できませんのでご注意ください
  • ファイルシステムへリストア: VMを後でHyper-Vにインポートできるフラットファイルに復元します。


6: オプションを選択したら、「リストアの開始」をクリックします。

7: 「レポート」> 「リストア」ページに移動して、リストア操作の進行状況を表示します。

8: 復元が完了したら、Hyper-Vにログインし、VMを見つけて右クリックし、「開始」をクリックしてサーバーを起動します。 

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